沈黙と受容と感謝

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特命和太郎のブログ

通販 買い物 本 破損

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怒りと受容




先日、Amazonで買った本が破損していた。
破損の内容は、表紙が折れ曲がっている状態。

私は過去、Amazonでは何度も買い物をしてきたけれど、こんなことはこれまで一度もなかった。
Amazonに対する印象は良かった。
いま思えば、これまで対応してくれたAmazonの倉庫スタッフは物を丁寧に扱える人だったんだろう。

Amazon…。
今の時期はこのコロナ禍で儲かりまくってて人手が足りなくて忙しかったのか?
…どうかは分からないが、今回はとにかく梱包からしてとても雑だった。
折れ曲がっている本の表紙も、おそらくその時に対応したスタッフが手で強引に引っ張って袋に入れたと予想できる。
たぶん普段から本を読まない人なんじゃないかな。
なぜなら本が好きな人ならば絶対にそんな本の扱い方・持ち方はしないはずだから。

Amazon…。
品揃えが豊富だし、ポイントも付くし、どこにも行かなくて買い物ができるから重宝していたが、
これをキッカケに自分が前にそうしていたように、またできるだけ実際の書店に足を運んで、本を自分の目で見て触って選んで買うようにしようと改めて思った。
といっても、
書店で慎重に選んで買って帰って、しばらくしてから読んだら破れていた…なんてことも過去に数回あったから、
書店で買えば確実!ではないけれど、本を"自分の手"で選んで買って汚れていた場合ならまだ納得はできるはず。

本の扱い方について…。
わたくしごとだと、今まで買って読んだ本はおそらく何千冊という単位だけど、
10年や20年も前に出版された本でも折れ目がついていない綺麗な本がたくさん家にある。フツーに読んでいても綺麗な読み方をしようと思えばできる。

はっきり言おう。
本の大切さが分からない人に本を扱ってほしくない。
ましてや、それが売り物でなおかつその人自身がお金(給料)をもらっているのならばなおさら。
プロ意識がないのだろうか。
コロナ禍で仕事がないから金になる仕事を…と安易にAmazonの倉庫スタッフ募集の求人を知って面接に行ってテキトーに仕事をした…といった感じかな?
イチローさんと同じくらいのレベルで物を大切にしろとは言わないけれど、もうちょっと物を大切にできないのか。

本は私の友達みたいなもんだ。
今回、友達を傷つけられたようでものすごく残念で悲しい気持ちになった。

でもな~
物を大切にできない人とか、そんな扱い方しかできない人にこんなこと言っても、まぁこの気持ちはきっと伝わらない。
そういう人は今頃、鼻くそでもほじりながらビールを飲んで大あくびでもしてんだろうな。
言い過ぎか? でも本当にそう思うわ。
無神経な人ってそんなもんでしょ。

さて、その本をどうしたか…。
人によっては「これくらい大したことない」と言うだろう。
だけど、本好きな人からしてみればこれはかなりイヤなことだし、新品なのだからなおさらだ。
返品しようと思えばたぶん可能だと思う。
本自体の乱丁などではないから出版社に言っても無理だろう。言うならばAmazonへ。

しかし、そこで考えた。

まず、クレーマーと思われるのがイヤだなぁと。
正しいことを言っていても時と場合によってはクレーマー認定されてしまう。
それに、自分の名前で買い物しているのではなく、他の人に(他の人の名前で)まとめ買いしてもらっているときに返品するとその人に迷惑がかかってしまいそうで気が引ける。

次に、氏名や住所が出ているから逆恨みされてもイヤだなぁと。
このごろ物騒な事件や事故が多いからね。
注文した商品を玄関のドアに向かって投げつけるAmazon配達員の映像を見たけれど、あれはひどかった。ああいう信じられないようなことをする輩が実際に存在しているからな。

他には、わざわざ包装しなおして送り返す手間と作業が面倒だ。
しかも、今はコロナ禍だから余計な外出はしたくない。

最終的に「諦めよう」となった。

人によっては、
「いや、それはきっちり主張したほうがいい!」と言う人もいる。
 ↑ ↑ ↑
『この人は私の味方だ、よし!そうしよう!」
で、
それをしてトラブルになったり面倒なことになったとき、
果たしてそう言ってた人は何か助けてくれるのか?手伝ってくれるのか?
・・・まず何もしてくれない。
最初の一言は一見、親切にしてくれているようだが、
そのパターンで結果的には口だけで終わりだった…という人を私は経験上何人も見てきたから、私は最終的には自分で決めて自分の責任で行動することにしている。

ではどうするか、さらに考えた。

その本をパラパラとめくった。

最高の自分をつくる「心眼力」』(サンマーク文庫)[著]野口嘉則

自分の目の前に起きた出来事をどう捉えるか、について書かれてあった。

ヴィクトール・フランクルの用語、創造価値、体験価値、態度価値について書かれてある箇所。
創造加値:何かを創造することによって実現される価値
体験価値:様々な出来事を体験することによって実現される価値
態度価値:自分に与えられた状況や運命に対してどういう態度をとるかによって実現される価値

今回の出来事を「態度価値」のところに当てはめて考えてみる。

その前にまず言っておく。
本が折れていること自体をまったく気にしない人にはこういうことが起きないか、起きたとしてもその人自身それを気にせず素通りで終わる。
良い悪いは別として、"学び"という意味では、気にしない人にとっては何事もなく過ぎ去っていく出来事。それで終了。
人それぞれ"学び"も"経験"も違うということ。

私の場合、
本が折れていることを気にするタイプ。
自分にこういうことが起きたということはどういう意味か。
 小さいことを気にするなという意味か?
 形あるものはいつか壊れるという意味か?
 こだわり・執着を捨てよという意味か?
単純に言葉にするとそういう意味になるだろうけど、もうちょっと違う見方で考えた場合、
私にとってはまさしくその本に書かれてあった。

(本の内容を抜粋すると)
この状況をどのように受け止め、どのような態度をとるか。

これが大きなポイントで、
今回の"表紙が折れた本"はその言葉を表現している"教材"であり、
これまでそういうメッセージを本で受け取ってきたから、そろそろそれを実生活でどれくらい実践(受け容れられるか)の訓練・試験としてこういう現象が起きたのではないか、と。
となると、
今回の現象は、この本に書かれてあることを実践するために起きてくれた・起こしてくださった天からの(この本の)付録=プレゼントという風に捉えられる。

この出来事は、私に大切なことを気付かせてくれるために起きている、私を成長させるために起きたありがたい出来事なのだ。』という、天からのありがたいメッセージ。

この本を読むたびにその折れた表紙を目にし、
「いま自分がこれをどう捉えるか」
それと
「前に自分がこれをどう捉えたか」

その都度思い起こして考えればいい。
そういう風に考えらえるのであれば、
今回起きた出来事=その折れ目はマイナスな出来事ではない。

そういえば以前わたしがしてもらった手術の痕、
いまでも少し残っているが、こういうのは人によっては見るたびに落ち込んだりするものだと思う。
しかし、私はこの傷痕を見るたびに「あのときはしんどかったな。でもこうやって治してもらって・生かされていることはありがたい。」と思えるから、その傷痕は私にとっては宝物。
これは決して格好をつけているわけではなく、無理矢理自分に言い聞かせているわけでもない。
事実として、そういう風に考えてられている。

その手術の話も、
今回の本の話も、
見方・捉え方次第で結果は大きく変わってくる。

いまこれを読んでくださっている人にとって、
この記事が何かのメッセージ、考え方を変えるキッカケやヒントになれば嬉しい。

日頃、本を読むだけでは知識を得ただけで終わり。
いくら本で学んだとしても、現実世界で自分がイヤだと感じる出来事が起きたときにあたふたしているだけなら、本から何も吸収できていないことになる。
目の前に起きた出来事にどんなメッセージが込められているか考えてみる。
どうしてもわからないときはしばらく放置でいい。後になってわかることもある。
何か意味を読み取れた場合はそれだけ成長できたということ。
本を読んで得た内容を日常生活で実践できてナンボ。
自分自身に起きる現象は、それを実際に体験させてもらえる現象でもある。

結論としては、
 すべては自分自身の見方・捉え方次第。
 自分の考え方や心は誰にも傷つけられないし奪われることもない。

さてと。
野口さんの本はこれまで何冊も読んできて、
特に良かったのが『3つの真実』(サンマーク文庫)。
その本は「鏡の法則」に関して、ものすごくわかりやすいようにストーリーにそって説明してくれてある。
あと、メールマガジンも前から購読している。
ただ、感想などのメッセージは出したことないし、どのような性格の著者なのかは本とメルマガ以外の情報はほとんどない。

著者の野口さんがもしこの記事を目にされることがあったら、私のこの捉え方をどうジャッジなさるだろう。
「実に素晴らしい!
 見事に私の本の内容を実践できている!
 そんなあなたには、私が書いた新品の綺麗な本を私のサイン入りでプレゼントしよう!」
 …なぁ~んてことになるかもしれないかもしれないね♪

"人間万事塞翁が馬"

 これは楽しみだ! 
 ワクワクしてきた!
 …しかし!

こうやって書いてしまったら、
「催促する人には何もあげません」
 …となってしまうだろう。

"人間万事塞翁が馬"

人生、何がどう転ぶかわからないよね。

ま、とにかく。
本の表紙の折れ目ひとつでここまで有意義な記事を書けたのだから、確実に元は取れた。