ウルトラマン 99の謎 (3/99)
『<懐かしのヒーロー> ウルトラマン 99の謎』(新装版)
発行所:株式会社 二見書房
著者 :青柳宇井郎/赤星政尚
初版 :2006年 (本作品は1993年刊行)
この本を読み進めながら感想などを会話形式で少しずつ書いていく、そんなシリーズだ。
※1,本に書いてあったところは太字にしてあります。
※2,文章は完璧な引用ではありません。
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P.22~
>『ウルトラセブン』誕生への三つの企画書
「三つの企画書」
「9つの法則」
「5つの方法」
本を読む人の中には、こういう売り文句に弱い人がいる。
私も一時期そういう売り文句にコロッとやられていたタイプだ。
そういう類いの本はよく買って読んだよ。
>タイトルは『ウルトラ警備隊』
>"怪獣ブーム"から、次に来る"宇宙ブーム"への先鞭をになう番組に。
『ウルトラセブン』は素晴らしい。
当時は低視聴率だったそうだが、結果的に評価される作品になって良かった。
>内容は、宇宙船の事故、様々な星の原住民や生物からの攻撃、宇宙開拓者間の闘争、未知生物の危険や侵略などの問題を処理するためにパトロールする『ウルトラ警備隊』の活躍を描く物語。
>だが、この企画の内容は実現に至らず、東映の『キャプテンウルトラ』として放送されることになる。
>『サンダーバード』や『宇宙家族ロビンソン』の影響がうかがえる内容。
3作品とも詳しくないからよく分からない。
『サンダーバード』に登場するパーカーというキャラクターと、鳥塚しげき氏が似ているという話は『こち亀』で読んだから知っているぞ。
>地球人の母とR星人の父の間に生まれた宇宙混血児・諸星弾(モロボシ・ダン)少年が、レッドマン(R星人)と呼ばれるスーパーマンに変身。
前回に引き続き、ここでも登場レッドマン!
制作関係者の方、よほど「レッドマン」というネーミングが気に入ってたんだなぁ。
・・・と、ここまで打った後いろいろとネット上を調べていてわかったこと。
1:
「ウルトラマンエース」は元々「ウルトラエース」で始める予定だったが、
当時は「産業スパイ」がテレビ業界全体にはびこっていて、
作品放送直前に、玩具メーカーや文具メーカーが商標権・知的財産権をこっそり先に商標登録して取っちゃうケースが相次いでいたため、
「ウルトラセブン」も、準備の段階でわざと「レッドマン」というタイトルをつけて対抗措置を取っていた。
・・・といった内容が書かれてある記事を見つけた。(自分なりにまとめた)
ただ、もう一方で、
2:
その商標権を持ってるメーカーの意見として「狙って取ったわけではない」
・・・という記事もあった。
意見が食い違っているから、どちらが本当なのかは分からない。
どちらを信じるかは人よって変わると思う。
私としては、
SONY「プレイステーション」の件(SONYが「PS6」「PS7」「PS8」「PS9」「PS10」を発売予定前に商標登録した)や、
「阪神優勝」商標登録の問題を思い出したとき、
上記の話だと、どちらかというと前者(1)のほうに信憑性の高さを感じる。
だけど、これらはあくまで私の憶測。
こういう話(特に自分が事実を知らない話&自分に関係のない話)に対し、
首を突っ込みすぎると余計なトラブルの原因になってしまうことがある。
「誤解を招く表現だ!」とか「名誉毀損だ!」といったクレームが来るかもしれない。
だからこれ以上こういう話に首を突っ込むのはやめておく。
>怪獣をカプセルにつめて携帯
カプセル怪獣について熱く語りたいんだけど、この本のずーっと後にその項目が出てくるからそのときまでお預け。
>ポインターやウルトラホーク
『ウルトラセブン』って、登場するメカも人気あるよなぁ。
『週刊ウルトラセブン ポインターをつくる』(出版社:アシェットコレクションズジャパン)という本も出たくらいだし。