「マイナス思考」がなくなる日 (1)
『「マイナス思考」がなくなる日』(主婦の友新書)
発行所:株式会社 主婦の友社
著者 :中屋高明(なかやこうめい)
初版 :2011年
この本を少しずつ読んでいって自分の感想や考え方などを書いていく。
P.3
世の中の大半の人は、神社仏閣で「仕事」「恋愛」「結婚」「健康」など、頼み事・願い事をする。
しかし、そんなことをしてもうまくいかない。
神頼みは不幸の始まり。
スピリチュアルカウンセラーの著者が「単なる神頼みは不幸の始まり」で間違いないと断言している。
この部分は他のスピ系の本にもほぼ共通して書かれてある内容。
「神社仏閣はお願いをしに行くところではない」というくだり。
P.4
今現在、自分自身に起きていることの約90パーセントは潜在意識が引き起こしたもの。
違う見方をすると、自分で気づいていない&自覚していないチカラが約90パーセントある。
この本の内容は、その約90パーセントの意識をプラスの情報で埋めるとそれが成功への近道になる、その方法の紹介。
マイナスはマイナスを呼ぶ。連鎖する。
悪口、嫉妬、愚痴などの言葉を日頃から口にしているような人には近づきたくなかったり、
自身がそういうことを言ってしまったあとにものすごく疲れてしまったりする。
逆に、自分が希望や幸福感に満たされているときは疲れを感じなかったりする。
成功した人の、夢や未来を語っている内容に耳を傾けたくなる。
以上のことから、自分の潜在意識にはなるべくプラスのイメージを植え付けていったほうがいい。
まだ使っていない約90パーセントのパワーは、プラスの方向に活用しよう。
P.5
潜在意識への働きかけ方とは…
「仕事がうまくいった」
「素敵な恋人ができた」
「健康になった」
「理想的な人と巡り合えた」
「幸せな結婚ができた」
…など、自身の望みが成功したことを「完了形」で言葉にして宣言する。
「うまくいきますように」という言葉には、「うまくいかないかも」というマイナスの状況を想定しているから、
「○○○できた」という「完了形」で、毎日3回唱えることをオススメする。
そうしていくうちに、自らの意識・魂・身体にプラスな情報が入り込んでいって、自分でも気づかなかったチカラを発揮できるようになる。
これぞ「スピリチュアル自己洗脳力」で、これは誰にでもできる成功への近道。
□■□■□■□■言霊■□■□■□■□
別の本などに書いてあったこと。
日常生活上の挨拶や会話とは違い、一人で念仏のように肯定的な言葉を発する場合は無理に感情を込めなくても大丈夫で、
肯定的な言葉はそれを発しているだけ(口に出しているだけ)でもそれ自体が良いエネルギーを生み出すんだって。
"言霊"(ことたま):古代日本では、言葉には不思議なチカラが宿っていると信じられていた。
<よい言霊> ~ 一例 ~
○ありがとう
○ありがたい
○ありがたし
○うれしい
○たのしい
○しあわせ
○ツイてる
○大好き
○愛してる
○感謝
○元気
○健康
○絶好調
ちなみに、同じ感謝でも「サンキュー(Thank you)」より「ありがとう」のほうが効果があると、科学的に実証されている。
「サンキュー」は、ただ目の前にいる人にお礼を言うだけ。
もちろんそれもすばらしい。
「ありがとう」は、目の前にいる人だけでなく、神仏など目に見えない存在に対しての感謝の意味合いも含まれている。
Thank youよりもさらにすばらしい。
「ありがとう」=「ありがたい」=「ありがたし」=「有り難し」=「滅多にあり得ないこと」
仏教の家系の人ならば…
○南無阿弥陀仏 (なむあみだぶつ)
○南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)
○南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)
と、本当に念仏を唱えるのもイイと思う。