ウルトラマン 99の謎 (1/99)
『<懐かしのヒーロー> ウルトラマン 99の謎』(新装版)
発行所:株式会社 二見書房
著者 :青柳宇井郎/赤星政尚
初版 :2006年 (本作品は1993年刊行)
この本を読み進めながら感想などを会話形式で少しずつ書いていく、そんなシリーズだ。
※1,本に書いてあったところは太字にしてあります。
※2,文章は完璧な引用ではありません。
P.4
>本書は"怪獣ファンの茶飲み話"をまとめたような本。
…だそうです。
ウルトラ怪獣ファンが気楽に読めるような雰囲気が前面に出てていいですね。
P.5
>こうして新装版が出るということは、これはもうひとえに、ウルトラマンというキャラクターの永続性の証明に他ならない。
>当時ウルトラシリーズに関わられた皆さんに、感謝の意を捧げたいと思います。
ありがとうございます m(_ _)m
P.13
以下のような説明文が書いてあった。
>●文中に引用したセリフは、一部シナリオからのものがあり、テレビ放映されたときのものとは異なる場合があります。
確かに。
当時フツーに放送できた言葉が、後の時代では放送禁止用語になっていて放送できないことがある。
他にも、昔の特撮モノやアニメ作品って、当初の設定が途中や後になってからコロコロ変わったりする。
私個人は「そういうのアリ派」だから途中で設定が多少変わってもノープロブレムだ。
ちなみに…
私の記憶では確か「ウルトラマンエース」バクタリの回(第31話「セブンからエースの手に」)で、
子供達がおじさんに向かって「あっ!キチ×イのオッサンだ!」と言う場面があるのだが、
伏せ字にしてあるけれど、私が持っているDVDではフツーに「キ×ガイ」ってしゃべってた。
"ピー"が入ってなかった。
最近出回ってるDVDやら映像やらだったら、"ピー"入ってるのかな?
P.16~
>初期『ウルトラQ』には怪獣の「か」の字もなかった?!
なんだってぇー!?(驚)
そいつぁ おったまげた!(死語)
>現役で『ウルトラQ』を見ていた世代の人と話していると、よく「盆と正月が一緒に来たみたいだった」と力説されてしまうことがある。
このブログを読まれている方で、その世代の方&ウルトラ怪獣ファンの方、そうだったんですか?
力説しちゃうんですか?(笑)
ところで、
現在の若者は「盆と正月が一緒に来る」という言葉を使わないどころか、もしかしたらそういう言葉自体を知らない可能性があるな。
私の世代ですら子供の頃、日常生活上の会話でその言葉を使った記憶はない。
>放送当時(1966年=昭和41年)、"怪獣"は正月と盆に公開される東宝の劇場映画でしか見られなかった。
へぇ。
でしたらおっしゃるように、当時の子供たちは「ウルトラQ」の放送決定をさぞ喜んだことでしょう。
で、『ウルトラQ』に出てくる人気怪獣って誰なんだろう?
やっぱりカネゴンかな。私でもストラップ持ってるくらい知名度も人気も高いから。
あとは…バルタン星人の元(モデル)になったセミ人間か?
全然違う世代だからわからん。かすりもしてない。
私が何も見ずにいま思い浮かぶ知っている怪獣を挙げるとすれば…そうだな~…
ゴメスとリトラ、ケムール人、バルンガあたりかな。
ラゴンって奴は『ウルトラマン』にも出てたな。
他には…ステテコパンツのおじさんが怪獣(巨人?)としてそのまま出てきちゃった回もあったな(笑
いま調べたらソフビ化されてたらしい・・・笑えるぞ!
ってことは、人気あったのか?!
お笑いが好きな人だと、浜ちゃん(浜田雅功)に似ている人工生命M1号を知っているかも。
『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』だったっけ? あれに出てた。
>当初のタイトル『UNBALANCE』企画書の一節。
>「無機物が"いのち"を復活し、微生物が巨大化し、植物が足をもって移動したりする世界、ここでは我々の常識・日常性が否定され、荒唐無稽な非科学性が幅をきかす。奇跡的で神秘的なこの世界を科学的・常識的な世界と対比して、我々は"アンバランス"ゾーンと名付け、均衡の失われることの恐ろしさ・面白さを描き、日常性への警告のドラマにしたい狙いである。」
>「マンモスフラワー」
>「幽霊自動車」
>「大蛸の逆襲」
>「女王蜂の恐怖」
>「宇宙バクテリア」
>サンプル・ストーリーのタイトルを並べてみると、その指向が純粋な"怪獣"ものではなく、(当時)お茶の間で好評だった『ミステリーゾーン』『アウターリミッツ』といった海外SFアンソロジーシリーズを意識した感がある。
『ミステリーゾーン』と『アウターリミッツ』
それらのタイトルを見て思い出した作品がある。
『アウターリミッツ』と『ミステリーゾーン』(のタイトル)を合体させてできた漫画・・・
『アウターゾーン』(著者:光原伸)は私の大好きな作品だ。
「週刊少年ジャンプ」で連載されていた当時は読んだことなかったが、単行本化されてからは購入して数え切れないくらい読み返し、今でもまれに手に取って読む。
おもしろくもあり、人生の役にも立つ、自分にとってのバイブルである。
『アウターゾーン』の感想だったら何文字でも書けそうな気がする。