沈黙と受容と感謝

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ウルトラマン 99の謎 (5/99)

『<懐かしのヒーロー> ウルトラマン 99の謎』(新装版)
 発行所:株式会社 二見書房
 著者 :青柳宇井郎/赤星政尚
 初版 :2006年 (本作品は1993年刊行)

さぁ、今回はエースの話が出てくるぞ~!

 ※1,本に書いてあったところは太字にしてあります。
 ※2,文章は完璧な引用ではありません。

P.28~

これまでの「ウルトラ」シリーズと違う「ウルトラマンエース」の特徴は…

 作品全体のボスキャラが登場 (異次元人ヤプール
 
 怪獣より強い敵が登場    (超獣)
 
 二人で変身する       (北斗星司と南夕子)

 作中に兄弟や親父が登場   (ゾフィーウルトラの父

>「仮面ライダー」を筆頭とする東映作品の影響が色濃く感じられる

 …影響されちゃいましたか(苦笑

 言われてみれば「仮面ライダー」には…

 作品全体のボスキャラが登場    (ショッカー首領)
 
 ショッカーより強い敵が登場    (ゲルショッカー

 作中に親父が登場         (おやっさん=立花藤兵衛)

 …似ている箇所が多いね。

>理由は「帰ってきたウルトラマン」への子供たちの熱狂度が「仮面ライダー」に一歩遅れをとっているとスタッフが敏感に察したから

 当時を知らないからなんとも言えん。
 そうだったのか…。
 「仮面ライダー」のほうが人気あったのか。

>そのためか「ウルトラマンA」の企画は、三人の脚本家によるコンペ形式で進められた。

 豪華ですな~!

 ○市川森一  (「快獣ブースカ」や「ウルトラセブン」など)

 ○上原正三  (「帰ってきたウルトラマン」や「怪奇大作戦」など)

 ○田口成光  (「ミラーマン」や「ジャンボーグA」など)

>超獣は、地球上の生物と異次元の生物を合体して作る。

 その発想と響きがたまりません!

 「エース」に出てくる超獣人気ランキングで上位にくるキャラクターは誰か調べたみた。

 ミサイル超獣 ベロクロン
 一角超獣   バキシム
 蛾超獣    ドラゴリー
 古代超獣   スフィンクス

  …だいたいこのあたりが共通してヒットした。
   (ヤプールエースキラーなどが見当たらなかったのは不思議だ)

 バキシムが出てくるのは予想通りで、どこのランキングでもおそらく安定の1位だろう。

 バキシムは私も好きなほうで、特にエースとの戦闘シーン(見せ方=魅せ方)が好き。
 ヒーローと怪獣がどうやって戦うかの構図を当時担当されていた方に敬意を表したい。
 私が懐古主義もしくは単純に年寄りタイプの人間なのかもしれないが、
 現在の特撮作品より昔の特撮作品のほうがすべてにおいて魅力的に感じる。

そして今回も発表! 私の好きな超獣ランキングは・・・

 5位:くの一(くノ一)超獣 ユニタング
 4位:殺し屋超獣      バラバ
 3位:河童超獣       キングカッパー
 2位:海底超獣       カイテイガガン
 1位:さぼてん超獣     サボテンダー

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「エース」に登場する超獣たち

 ・・・ごめん! 
 バキシム入れられなかった。 
 それと、今の今までずっとキングカッパーのことを「キングガッパー」だと思ってた。

 「エース」には他にも、
 スチール星人、ドリームギラス、ファイヤーモンス、カイマンダ、サウンドギラーなど、
 かっこいい造形のキャラクターが多い。

 ギタギタンガという濁点の多いすごいネーミングの超獣もいる。

>本来の「ウルトラA(ウルトラエース)」というタイトルは、
>商標登録問題(他社が登録済みで使えなかった)により、「ウルトラマンA」と改めて制作をスタートさせた。

 コレに関しては過去の記事ですでに書いてるから省略。

tokumei-wa-kazutaro.hatenablog.jp