沈黙と受容と感謝

好きな作品と人物について書く

ネプリーグ

フジテレビ「ネプリーグ」という番組の『パーセントバルーン』というコーナーで、
 40代男性への質問
 『異性が自分に気があると思ったら、勘違いだったことがある人は何%?』という問題があった。
 結果は37%だった。
 これをあまり深く考えず単純に見た場合、
 この37%の男はバカだなぁ~ってなりそうだけど、、
 私は逆に残りの63%の方が・・・と思った。
 もちろん両想いだったパターンの場合は何の問題もない。
 しかし、63%の中にはいまだに勘違いだと気づいていなくて「勘違いではない!」と思い込んでる男が含まれているはず。
 その人たちに聞いてみたい。
 もう一度よーく思い起こしてほしい。
 その相手は本当にあなたに気があるのかorあったのか…。
 なぜなら現実は・・・。
 私の体験談だと、
 「あの女性、どう考えても俺に気がある。客観的に見ても間違いない。でないと俺に対してあんな言動を取らないはずだ!」みたいにこちらに惚れているということを確信していたのに、
 しばらく月日が流れ、結果的にまーったくそうじゃなかった!ということがわかったから。
 他の人もそういうパターンは往々にしてあると思う。
 私自身、いまだに「あれは何だったのか…」と今でもたびたび思い出すこともあるくらい、本当にわからないんだ。
 わからないけれど、わからないということがわかったから、俺は哲学者だ! (無知の知)
 ま、何にしてもだ。残念ながらこちらに気がなかったことだけは確かだ。
 だって、相手は結婚をして子供もいたんだから…。
 ひとつだけ考えられるとすれば、
 その人はもしかしたら私に気がなかったとか気が合ったとかそういうこと以前に、私を一つの物体として見ていた可能性がある。
 良いとか悪いとか好きとか嫌いとか、そういう色眼鏡での判断を超越した、
 そこにそれがあるという事実をあるがままに見るという、
 悟りの境地!
 実に素晴らしい!
 私にはマネできない。私だったら、すぐ人を好きになったり嫌いになったり、心がころころ変わるから。
 あの人は神の化身だったのかもしれないなぁ…。

 

 ・・・アカン。こんなことばっか考えてたら知恵熱出るわ。

 

#原田泰造